ブランド牛肉

ブランド牛肉とは

ブランド牛!?衣類から日用品、化粧品、食べ物など、毎日の私たちの生活はブランド品で埋め尽くされています。食べ物におけるブランドとして有名なものは、なんといってもブランド牛肉ではないかと思います。ブランド牛肉はざっと挙げてみても「松阪牛」「但馬牛」「神戸牛」「飛騨牛」「近江牛」「前沢牛」「米沢牛」「仙台牛」「しまね和牛」などとたくさんあります。しかし、それぞれのブランド牛肉の相違点などに関してはいまひとつはっきりとわからないというのが実情だと思います。

但馬牛

「但馬牛」は古代からその名前が文献などに出てくる、日本では最も古いブランド牛肉ということができます。続日本紀に「耕運、輓運、食用に適する」と書かれているほどですから、但馬牛が日本人の生活にいかに密着してきたかがわかります。上記の記述でもわかるように、もともと但馬牛は田畑を耕すなどの労働に使われていた牛でしたが、文明開化に伴なって牛肉を食べる習慣が日本に広くいきわたるようになり、但馬牛が食用として肥育されるようになったのです。世界的なレベルで見ても日本のブランド牛肉は最高級に位置しており、その繊細な味覚と肉質は右に出るものがないほどです。但馬牛は1898年から牛籍簿(牛の戸籍のようなもの)によって血統を厳密に管理されており、他の品種との交配を避け、純血種を守りつづけています。逆に他のブランド牛肉、たとえば松阪牛や飛騨牛、米沢牛は品種改良を行う際に但馬牛の血統を好んで入れることが多いようです。